明治の末期まで、圓明寺(えんみょうじ)というお寺があったことから黒門市場は圓明寺市場と呼ばれていました。
圓明寺の北東には黒い山門があり、この黒い門の存在が黒門市場と呼ばれるゆえんになります。
市場は明治45年1月の難波の大火災で、圓明寺と黒い門とともに消失し、また先の大戦で昭和20年3月、市場界わいは焦土と化しましたが戦後まもなく元の商人たちが集まり、市場の復興に尽力いたしました。
以後、食い道楽、浪速っ子の胃袋をあずかり、卸売と小売の機能を兼ねそなえた市場として親しまれ、今日に至っています。
スタンプラリー・くじ引きなど市場全体としてのキャンペーンがあります。
また、週に1度お得なタイムセールがあり行列ができる賑わいになります。
2007年には、ふぐのモニュメントをかついだパレードが行われ大きく新聞にも取り上げられました。
予想以上の大反響で、2008年3月には、ふぐ、たい、まぐろ、たこ、かに、えび、くえの7種類のモニュメントが黒門市場の各地に設置されました。地元のお客様はもちろん、観光のお客様もたくさん訪れます。
お刺身をさばいている時に写真を撮る方も!